でんさいネットは一定の要件を満たしている法人や個人事業主が活用できる制度で、利用するためにはでんさいネットの参加金融機関と利用契約の締結が必要です。その利用要件は、日本国居住者・窓口金融機関に決済用の預金口座がある・暴力団員などではない・行為能力に制限を持たない・債務者の方で利用する場合には債務の支払い能力を有している、これらを満たしている必要があります。一見、必要要件と聞くとハードルが高いイメージを持つ人も多いかと思われますが、このような要件であれば大半の場合が審査に通過することは可能といえましょう。
このでんさいはでんさいネットの中で流通している電子記録債権を意味するもの、利用においては手数料が発生します。でんさいには、様々なメリットがあるけれども手数料が必要になる部分はデメリットの一つになるのではないでしょうか。また、でんさいの手数料は金融機関で一律ではなく利用する金融機関により異なります。例えば、決済手数料は220円の金額でほぼ一律になっているけれども、支払等記録手数料は440円・6600円・1,100円といった具合に利用する銀行で金額が2倍以上異なることもあります。自行宛てもしくは他行宛ての発生記録請求や譲渡記録請求などは銀行ごとに金額が違うので注意が必要です。
986,792円+送付代金=ご送金金額