でんさいの指定許可機能とは、予め登録している取引先以外のでんさい利用者からの記録請求を受け付けないといった機能です。でんさいにおいて記録請求の通知を受け取る相手方のことを限定して決めておくものであり、決まった相手としか取引をすることができないので、取引先を事前に登録し、指定許可先以外のでんさい利用者からの記録請求を受け付けない機能のことを指します。つまり電話の着信拒否のようなイメージと考えておくとよいでしょう。この機能を利用するためには、でんさいネット利用申込書に当店指定許可機能を利用する旨の届出を行わなければなりません。また利用する取引がどのようなものなのかを届け出る必要もあるでしょう。利用の届出をしていなくても、後日変更届によってこの機能を利用することはできます。取引先からでんさいが受け取れないといった場合には、この指定許可登録を失念されている可能性があるため十分に注意しましょう。指定許可登録の方法としては、担当者画面メニューの債権記録業務から指定許可登録、変更を選択します。現在指定許可登録をしている相手の一覧が表示されるので、取引先が登録済みであるかどうかを確認しましょう。登録されていなければ、取引先のでんさい利用者番号や決済口座情報を入力し、許可する業務区分を選び追加すれば完了です。