でんさいはすべてネット上で行われるため、手形に比べると紛失などがなく安全性も高いため手数料もあまりかからないというメリットがあります。仕組みとしては買掛金や売掛金が発生した時、でんさいを管理している管理会社にその情報が行き、管理会社から銀行へ伝わり、相手側にも伝わるという仕組みを取っています。
そのため会計処理においても決済と譲渡の2つが存在し、勘定科目も支払手形や受取手形と同じように、新たな勘定科目として電子記録債権や電子記録債権となり、割引の取引を行った場合は電子記録債権売却損となります。でんさいは印紙税がかかりませんが有料サービスであるので手数料はかかります。金融機関によっても異なっていますが、よく比べるとさほど違いはありません。
でんさいの手数料の勘定科目は、通常の手数料と同じように支払手数料として処理をするのが一般的です。手形の場合、金額が大きければ大きいほど印紙税がかかってきてしまいます。ですがでんさいの場合は支払いに対する手数の部分がかかるのみであるので、経費を抑えることができますし、なによりも持ち歩かなくて済むといった安心感があります。支払期間前に割り引いた場合は会計処理が若干大変になりますが、通常の処理と変わらないためさほど難しい取引ではありません。
986,792円+送付代金=ご送金金額