手形の裏書をする場合は手形の受取人又は所持人の署名捺印が必要です。裏書の仕方に不備があると割引できずに手形が返送されたり割引が2~3日遅れる事もあります。資金繰りの予定が狂わないよう裏書には注意が必要です。
もし裏書の間違いを訂正する場合は社判の住所・社名・代表者名の間違いの場合は訂正したい箇所に二重線を引いて押印をする部分訂正も可能ですが、それより手形用紙の幅いっぱいにバツ印で抹消する方が良いでしょう。そしてバツ印の中心に訂正印として印鑑を押印すると良いです。その際の印鑑は裏書きに使う同一の印鑑でなければなりません。でないと変造した手形と間違われて支払銀行に支払ってもらえない事があります。
その下の欄に新たに裏書を書き直せば大丈夫です。但し訂正印だけで抹消できるのは手形を受取人に渡す前だけです。手形を受取人に渡した後の場合は受取人の同意が必要で、またその手形が第三者に裏書譲渡されていたら受取人とその第三者の抹消についての同意も必要です。抹消が自由にできるのは渡す前だけなので気を付けましょう。
お役立ちリンク集
【手形割引】
◆手形割引とは|仕組み・銀行と業者それぞれで依頼するメリット
| ◆手形割引料(手数料)と計算方法について
◆手形割引の仕訳を解説
| ◆手形割引とファクタリングの違いについて
◆手形割引のメリットとデメリット
◆手形割引の会計処理と仕訳方法とは
| ◆手形割引料の意味とは?金融機関と手形割引業者の手数料の違い
◆優良な手形割引業者を見つけるときのポイント
| ◆手形割引率の計算方法と相場について
◆手形割引の支払い金利の種類と計算方法
| ◆手形割引料にかかる消費税の扱いはどうなる?
◆勘定科目「手形売却損」での手形割引料の計上方法
|◆手形割引を依頼するときに役立つ「印紙税」の知識
◆手形割引の依頼で印紙代は必要になる?
| ◆受取手形を手形割引するメリット
◆手形割引の会計処理「対照勘定法」と「評価勘定法」の違い
| ◆銀行で手形割引をするときの金利の相場とは
◆手形割引の手数料は「支払い期日までの日数」で変わる理由
| ◆手形割引なら支払期日までの期間が長い手形を有効活用できるワケ
◆手形割引の審査での「限度額(極度額)」とは?
| ◆個人事業主が手形割引業者を利用する方法
◆ネットで手形割引を利用するときは信頼できるサイトを見極める!
| ◆商業手形割引と審査のハードルについて
◆手形割引の相場を調べる方法
| ◆手形割引は即日利用ができるケースもある?
◆手形割引で知っておきたい手数料の種類と相場について
| ◆金融機関と手形割引業者で支払い金利の相場が異なる理由
◆手形を担保にする手形割引の特徴
| ◆グループ企業での手形割引と短期借入金の知識
◆中小企業が手形割引を活用している背景
| ◆手形割引の手数料の注意点
◆手形割引と手形貸付の仕組み
| ◆仕訳をするときに知っておきたい手形割引の手数料の考え方
◆手形割引の取立手数料とは?取立依頼の方法について
| ◆支払期日が金融機関の休業日の場合の手形割引の日数計算と計算例
◆手形割引の入金までの流れ
| ◆手形割引で知っておきたい「根保証」の知識
◆手形割引を利用するときの必要書類について
| ◆手形割引とファクタリングの違い
◆わかりやすい手形割引のメリットとデメリット
| ◆銀行視点で考える手形割引の与信リスクとは
◆手形割引で知っておきたい要件を満たしていない「白地手形」について
| ◆利息制限法の内容と手形割引への適用について
◆手形割引業者によって手形割引レートは違う
986,792円+送付代金=ご送金金額